「スティックマッサージ」という言葉を聞いたことはありますか?
日本ではほとんど知られていませんが、実はタイ人ですらあまり知らない、ごく限られた人にだけ受け継がれてきた権威のある技術です。
スティックマッサージの起源
タイのマッサージといえば「タイ古式マッサージ」が有名ですが、スティックマッサージはそれとは全く異なる技術体系です。
一部の寺院で、御坊様が人々の体の不調を癒やすために行ってきた奉仕活動の中で生まれた技術であり、広く普及した技術ではありません。ごく限られた師匠から弟子へと、直接伝承されてきま した。
木のスティック(棒状の器具)を使い、手技では届かない体の深部までほぐせる特徴があります。
スティックマッサージの実例
この技術の効果を物語るエピソードがあります。
かつて、脳梗塞の後遺症で歩けなくなった高僧のお坊さんが、スティックマッサージの施術を受けて再び歩けるようになったという実例があります。
こうした実績から、一部の寺院では師匠の技術に深い信頼が寄せられています。
スティックマッサージの特徴
1. 深部に届く
手で押す場合、圧は体の表面で分散してしまいます。スティックを使うことで、ピンポイントに筋層深部まで圧を届けられます。
2. クライアントと施術者の負担が少ない
手技のみで強い圧をかけると、施術者の負担も大きいうえ筋反射により圧迫部位が緊張してしまい逆効果です。スティックの先端は優しくカーブしており、緊張している筋肉を引っ張りストレッチしたり、安定した圧を長時間維持したりと様々な使い方があり、施術者にも負担が少なくクライアントへの最大限の奉仕が可能になります。
3. 再現性が高い
スティックを介しても指先の感覚と同等の情報が得られます、指と違って施術者の体調に左右されず一定の質の施術を提供できます。
一般的なマッサージとの違い
| 一般的なマッサージ | スティックマッサージ | |
|---|---|---|
| 道具 | 手・指・肘 | 木のスティック |
| 到達深度 | 表面〜中層 | 中層〜深層 |
| 得意な症状 | 肩こり、疲労回復 | 慢性腰痛、深部の癒着はがし み |
| 痛み | マイルド | 「効いている」感がある |
| 効果持続 | 数日 | 1週間以上 |
日本での展開
当院代表の佐保は、この技術の数少ない継承者の一人であるDr. Wichian(ドクター・ウィチアン)に直接師事し、技術を学びました。
帰国後、タイ伝統のスティックマッサージを現代の解剖学と融合させ、「Stick Massage Method」として体系化しています。
世界でもこの技術を提供している整体院はほぼ存在せず、極めて希少な施術法です。

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